
夢から目標へ
三条バドミントン協会
会長 山本 志
近年の日本のバドミントン界は多くの世界ランク上位者を輩出し、各世界大会に結果を残し、来年のオリンピックにも多くのメダルの獲得が十分に期待できるレベルにあります。
他の競技同様バドミントンも人気が高まり、ジュニアから育った中学・高校生が大学生、社会人となり、20歳前後の多くの人達が全日本クラスで戦っています。過去にも三条市出身で全国を制した選手は三人います。又上位で活躍した選手は多くおります。。
現在の協会は多くのバドミントンを好む人達に支えられ年間行われる協会主催の大会には、ジュニア、高校から一般まで多くの参加者で盛り上がっています。加盟いただいている多くの団体の協力によって運営もうまくいっていますが競技者レベルから行くと新潟、下越、佐渡地区にくらべたら年々差が開いている状態です。その要因の一つがジュニアから育った子供さんが中学生になると、中学に部活が無いため、学校では他の部活に入り、夜バドミントンを社会人と一緒に行う子供さんは少なく中学でバドミントンが途切れてしまいます。燕、吉田地区では中学に部活があり全国でも強い中学、高校生が育つのは、バドミントンを中断するのではなく継続する事が強くなる大切な要因です。さて、今年も多くの若い人達が高校、大学を卒業して県内や地元に残る人達が多く感じられます。バドミントンを通して市内のチームに入り仲間意識を高める中、協会組織の充実と昔は三条を制すると県も勝てた、そんなレベルの高い選手が多く育ってくれる事、またジュニアのみなさんがバドミントンを続けてくれる事によって青少年育成につながる役割が体育協会の一団体として夢が目標になる事を願っています。